実家暮らしの大学生でも、「お金がない」と感じることはあります。
家賃や光熱費がかからないため余裕があると思われがちです。
ところが実際は、交際費、交通費、日常の小さな買い物などで出費が積み重なります。
結論から言うと、実家暮らしの大学生がお金に困りやすいのは、アルバイト収入に限りがある一方で、「家賃以外の出費」が意外と多いからです。
対策は、支出を整理して、小さな出費と固定費を少しずつ見直すこと。
我慢ばかりの節約は、必要ありません。
この記事では、実家暮らしの大学生がお金がないと感じる理由と、足りないときに見直したいお金の使い方について紹介します。
※この記事は、私が大学時代に実家で暮らしていた頃の体験をもとに書いています。
大学生でお金がないと感じる人は多い!実家暮らしでも出費はある

実家暮らしの場合でも、日常生活の中ではさまざまな出費があります。
ここでは、その理由について見ていきます。
実家暮らしの大学生でも出費は多い
実家暮らしの場合、家賃や光熱費がかからないため「生活費はあまりかからない」と思われることがあります。
しかし大学生活では、意外とお金を使う場面も多いものです。
たとえば、次のような出費が増えやすくなります。
交通費
交際費(友人との食事など)
カフェ代
趣味や買い物
1回の金額はそれほど大きくなくても、回数が増えると出費は積み重なります。
私も大学生のころ、大きな買い物をしていないのにお金が減っていると感じたことがありました。
あとから振り返ると、カフェや外食などの小さな出費が意外と多かったのです。
データで見る:収入の6割以上はアルバイト、食費は増えている
実家から通う大学生(自宅生)の1か月の収入と支出を、全国大学生協連の調査で見てみます。
第61回学生生活実態調査(2025年10〜11月実施、30の大学生協の13,277人が回答)では、次のような結果でした。
| 項目 | 1か月の平均 |
|---|---|
| 収入の合計 | 7万2,648円 |
| (内:アルバイト) | 4万6,377円(構成比63.8%) |
| (内:家庭からの小遣い) | 1万4,228円 |
| (内:奨学金) | 8,568円 |
| 食費 | 1万5,044円(支出の21.3%) |
| 教養娯楽費 | 1万3,220円 |
| 貯金・繰越金 | 1万9,304円 |
※この調査では、支出の合計(7万760円)に、貯金・繰越金も含まれています。
収入の6割以上はアルバイトで、試験期間などでシフトが減ると、収入が下がりやすい構造です。
一方、支出では食費が増えていて、前年より704円、2年前より2,444円増えたと報告されています。
物価高の中で、食費の増加分を、交通費や教養娯楽費を抑えることでまかなっている、という見方も示されています。
さらに、同じ調査で、学生が節約・工夫したい費用として最も多かったのは、外食費を含む食費でした。
次いで、趣味、衣料品代、教養娯楽費・交際費が続きます(居住形態をまとめた結果です)。
平均では、貯金や繰越金を確保している学生が多い、という結果でもあります。
ただ、これはあくまで平均で、アルバイトの収入や使い方によって、「足りない」と感じる人もいます。
※この数字は、調査対象となった大学生協の学生の平均です。
通う学校や地域、生活によって、実際の金額は変わります。
実家暮らしのメリット・デメリット

実家暮らしには生活費を抑えやすいというメリットがあります。
家賃や光熱費の負担がないため、一人暮らしに比べて生活費は少なくなることが多いでしょう。
一方で、通学の交通費や交際費などの出費が増えることもあります。
そのため、実家暮らしでも「思ったよりお金が減る」と感じる人は少なくありません。
アルバイト収入だけでは余裕がない
大学生の収入は、アルバイトが中心になることが多いです。
ただ、アルバイトだけでは収入が足りないと感じる人もいるでしょう。
大学生活では、思うようにシフトに入れないこともあります。
たとえば次のような理由です。
授業や課題
試験期間
学校行事
私も試験期間にはシフトを減らす必要があり、収入が少なくなったことがありました。
出費は変わらないため、そのときは「お金が足りない」と強く感じました。
※スキマ時間にできるポイ活については、こちらの記事を参考にしてみてください。
→「初心者向けポイ活サイトおすすめ3選!実際に調べてわかった選び方」
実家暮らしの大学生がお金がないと感じる理由

実家暮らしの場合、家賃や光熱費がかからないため、お金に余裕があると思われることがあります。
しかし実際には、日常生活の中でさまざまな出費が重なり、お金が足りないと感じる大学生も少なくありません。
交際費や遊びの出費が増える
大学生活では、友人との付き合いが増えるため、交際費がかかる場面も多くなります。
授業のあとにカフェへ行ったり、友人と食事に出かけたりする機会があるでしょう。
映画やイベント、遊びに行く予定が重なると、その分出費も増えていきます。
1回ごとの金額は高くなくても、毎回続くと、意外と大きな金額になります。
私も友人と食事に行く機会が続いた時期に、思っていた以上にお金が減っていると感じました。
ぜいたくをしているつもりはなくても、交際費は積み重なりやすい出費です。
コンビニや小さな出費が増えやすい

通学の途中で飲み物や軽食を買ったり、友人とカフェに寄ったりするだけでも、少しずつ出費が増えます。
1回の金額は大きくなくても、毎日のように続くと月末には意外な金額になっています。
たとえば、150円の飲み物を、通学する日に毎回買うと、月に20日で3,000円です。
小さな出費は、使ったときの記憶に残りにくく、「何に使ったか分からない」という感覚の原因にもなります。
サブスクなど固定費が増える
動画配信や音楽配信などのサブスクを、利用している大学生も多いです。
月額料金はそれほど高くないものが多いため、気軽に登録してしまうこともあるでしょう。
ただ、複数のサービスを使っていると、毎月の支払いは少しずつ増えていきます。
金額は小さくても、長く続けていると固定費として家計に影響します。
使っていないサービスがあれば、見直すことで出費を減らせる可能性があります。
※サブスクの整理については、こちらの記事でも紹介しています。
→「サブスク解約がめんどくさい…後回しにしてしまう理由」
季節の出費が増える

大学生活では、季節ごとのイベントによって出費が増えることもあります。
旅行やイベント、友人とのお出かけなどです。
とくに長期休みの時期は、外出の予定が増えやすくなります。
私も春休みや夏休みに友人と出かける予定が続いたとき、思っていた以上にお金を使っていました。
交通費や食事代など、一つひとつは大きくなくても、予定が重なると、まとまった金額になります。
こうした季節の出費は、あらかじめ意識しておくだけでも、見直しにつながります。
※春休みに出費が増えやすい理由については、こちらの記事でも紹介しています。
→「春休みはなぜお金がかかる?出費が増えた私の体験と見直し」









コメント