家計を見直したいと思ったとき、真っ先に削ろうとしてしまうのが食費や日用品費といった変動費ではないでしょうか。
しかし、毎日の買い物で節約を続けるのは意外と大変で、私自身も「頑張っているのに全然お金が貯まらない…」と感じていました。
そんな悩みを一気に解消してくれたのが 固定費の見直し です。
固定費は一度見直すだけで翌月から自動的に支出が減り、ストレスなく節約できる“最強の節約術”です。
この記事では、主婦の私が実際に取り組んで効果があった固定費の見直しによる「月1万円節約方法」をご紹介します。

固定費の見直しをきっかけに年間17万円以上の節約に成功。
家計簿アプリ1,200日以上の記録経験をもとに、誰でも続けられる“ムリしない節約術”を研究。
サブスク整理・スマホ料金・電気の最適化など、10項目以上の固定費・光熱費を改善してきました。
当ブログでは、自分で試して本当に良かった方法だけを、初心者にも分かりやすく紹介しています。
3級ファイナンシャル・プランニング技能士(2016年取得)。
固定費とは?節約するために優先して見直したい項目

固定費とは、生活をしている限り必ず発生する毎月の支出のことです。
とくに家計管理においては、変動費よりも固定費の見直しが圧倒的に効果的といえます。
理由はシンプルで「一度見直せばずっと効果が続くから」です。
食費などの変動費は頑張り続けないと節約が維持できませんが、固定費は契約さえ変えれば翌月以降も勝手に節約が続きます。
代表的な固定費には以下のようなものがあります。
スマホ代
インターネット回線
電気・ガス料金
サブスク(月額課金サービス)
保険料
車の維持費
家賃・住宅ローン
これらは一度契約すると、必要ないものでも「なんとなく」払い続けてしまいがちですよね。
とくにサブスクは“使っていないのに毎月発生”しやすいため、固定費のなかでも優先順位が高い項目です。
固定費は、家庭ごとに状況が大きく異なるため、見直しの幅も大きく変わります。
たとえば私の場合は、保険を見直したことで毎月5,000円安くなりました。
以前は、保険に特約を重ねすぎており、実際には使う予定のない保障まで含まれていました。
そこで不要な特約を外したことで月に5,000円、年間にすれば6万円節約できたというわけです。
月に小さなお金でも年間にすれば、かなり大きな金額になりますよね。
固定費の見直しは生活の質を下げる必要がないため、ストレスが少なく、長続きしやすい点が大きな魅力です。
固定費の見直しは、一度設定すれば節約効果が続きやすいため、無理なく続けやすい方法です。
※節約が続かなかった経験については、こちらの記事でも紹介しています。
→「節約が続かない原因と対策|挫折を繰り返した私が変えたこと」
固定費を見直して節約!高くなりがちな家庭の共通点とは

なぜ多くの家庭で固定費が高くなってしまうのでしょうか?
実は、ほとんどの家庭には以下のような“共通点”があります。
昔の契約をそのまま使っている
もっともよくあるのが「昔のままの契約プランを放置している」というケースです。
スマホや電気のプランは年々変わっており、今の自分の使い方に合っていないプランのまま支払い続けている家庭は非常に多いです。
私自身、子どもが生まれたころに加入した大容量プランをずっと続けており、実際には3GBも使っていないのに高い料金を支払っていた…という失敗があります。
使っていないサブスクが放置されている
サブスクは便利な一方で“使っていなくても料金が発生する”ため、もっとも無駄が発生しやすい固定費です。
動画サービス、音楽サービス、学習アプリ、ニュースアプリなど、使わないまま何か月も払い続けてしまうケースは珍しくありません。
実際に、私も動画サービスをほとんど見ないのに「いつか見るかも」と何件も契約しており、もったいなかったなと後悔しました。
とくに家族全員分のサブスクが重複している場合は、気づかぬうちに毎月数千円無駄にしている可能性があるので要チェックです。
支払い方法が分散して把握できていない

クレジットカードや引き落とし口座が複数ある家庭は、支払いの把握が難しくなります。
私も以前「なんとなく便利だから」という理由でカードを2〜3枚使い分けていました。
しかし、そのせいで明細を見ても何の支払いなのか分からないことが多く、結果として無駄なサブスクを数か月以上も放置していたことがあります。
比較・見直しをしないまま続けている
「とりあえず今のままでいいか」と思っていると、つい見直しを後回しにしてしまいます。
でも実際には、プランを少し比べるだけで数千円変わることもあります。
私自身、面倒だと思って動かなかったことで、無駄に払い続けていた時期がありました。
固定費を見直して月1万円節約する5ステップ

ここからは、主婦の私が実際に取り組んで効果があった「固定費の見直し方法」を、5つのステップに分けて解説します。
ここから、今日からできる節約を始めていきましょう。
ステップ①:固定費をすべて書き出す
固定費の見直しでもっとも重要なのか“書き出して見える化すること”です。
これをしないと、何が無駄なのか判断できないまま見直しが中途半端になってしまいます。
紙やアプリ、エクセルなど形式は何でも構いません。
大事なのは「どんな名目でいくら払っているか」を正確に洗い出すことです。
書き出す主な項目
スマホ代
インターネット代
電気・ガス・水道
サブスク
保険料
車関連費
住宅ローン・家賃
私はこれをおこなったことで「なんとなく払っていたお金」の多さに驚きました。
とくにサブスク系は小さな金額でも積み重なると大きな出費になります。
ステップ➁: サブスクの棚卸しをする

サブスクの中には月額300円や500円といった少額のものが多く、気づいたときには複数のサービスに加入している状態になりがちです。
当時は、動画配信、音楽配信、知育アプリなど、複数のサブスクに加入していました。(Amazonプライムは、夫と私の両方が加入していました。)
しかし実際に使っていたのはプライムビデオだけ。
ほかのサービスは「いつか使うかも」と思って加入したまま、数か月まったく開いていませんでした。
そこで使っていないサブスクを解約し、月に合計1,680円(年間で約2万円)の節約に成功しました。
たった1,680円と思われるかもしれませんが、1年で考えると20,160円。
1年で2万円以上も支出を抑えられたと考えると、サブスクの見直しは非常に効果が大きいと実感しました。
サブスク見直しのポイントは「使っているかどうか」を冷静に判断することです。
「いつか使うかもしれない」という理由で契約を続けていると、どんどん固定費が膨らんでいきます。
まずは過去1ヶ月以内に利用したサービスかどうかをチェックし、使っていない場合は解約を検討してみましょう。
サブスクを放置してしまう背景には、「解約が面倒」という心理も大きく関係しています。
※サブスクをやめられなかった体験については、こちらの記事でも紹介しています。
→「サブスク解約がめんどくさい…後回しにしてしまう理由」
ステップ③:スマホ料金を見直す

スマホ料金は、家庭の固定費のなかでもっとも大きな削減幅が期待できる項目です。
「格安SIMが安い」という話はよく聞きますが、実際に乗り換えたりプランを変更したりするのが面倒で、つい後回しにしてしまう人は多いです。
私もその一人でした。
しかし、思い切ってスマホのプランを見直してみると、その効果は想像以上のものでした。
以前は大手キャリアの大容量プランを使っており、毎月約1万円ほど支払っていました。
ところが、実際の使用データ量を調べてみると、1か月のデータ通信量は3GBにも届かないほどでした。
これなら大容量プランを使う必要がないと判断し、より安い格安のpovoへ変更したところ、毎月 7,000円の節約 に成功しました。

スマホ代を見直すときのポイントは以下のとおりです。
データ容量を見直す(使っていないなら下げる)
通話オプションが本当に必要か確認する
格安SIMを検討する
家族割やセット割を見直す
とくに格安SIMは、通信速度の問題が心配と思いがちですが、日常的なネット利用やSNS、動画視聴程度ならまったく問題ないケースが多いです。
私は乗り換えてからストレスを感じたことは一度もありません。
ステップ④:電気のプランを最適化する

電気料金は「使った分だけ払うもの」と思われがちですが、実はプランによって大きく料金が変わります。
とくに電力自由化以降は、多くの電力会社が新しい料金プランを提供しており、家庭の生活スタイルに合ったプランを選ぶことがより重要になっています。
私の家庭では、電力会社と料金プランを切り替えて、年間で約6,000円(月500円ほど)安くなりました。
変更したのは“時間帯による料金の違いが少ないプラン”で、日中に家にいることが多い我が家の生活スタイルに合っていたためです。
また、電力会社によっては「セット割」や「ポイント還元」が充実している場合もあり、これらを活用することでさらに節約効果が期待できます。
私が契約している電力会社では、電気代に応じてポイントが溜まるだけでなく、毎日クイズやゲームをするとポイントが溜まっていきます。
また、来月の電気使用量を当てるとポイントがもらえるなど…多彩です。
これら貯めたポイントは、大手家電量販店や商業施設、商品券、日用品・雑貨に交換できるため、楽しく節約できます。
さらに、使い方の見直しも組み合わせました。(※金額は、あくまで目安です。)
- 冷房は1℃高く、暖房は1℃低く設定し、自動運転にする:年間約1,500円
- 冷蔵庫の設定温度を「強」から「中」に変更:年間約2,000円
- 白熱電球からLEDへの交換:年間約2,000円
プランの切り替えとあわせて、電気代は年間で約1万1,500円(月1,000円弱)下がりました。
ちなみに、我が家はオール電化なので、ガス代はかかりません。
ガスを使っているご家庭では、都市ガスとプロパンガスで料金体系が異なります。
とくにプロパンガスは、業者によって価格差が出ることがあるため、見直すときは、複数の業者から見積もりを取って比べるのがおすすめです。
(私自身は、ガスの見直しの経験がないため、一般的な情報です)。
電気を見直すチェックポイントは以下の通りです。
基本料金が高くないか
生活スタイルに合ったプランか
セット割やポイント還元が使えるか
見直しに手間はかかりますが、一度設定すれば効果が続くため、長い目で見ると、積み重なって大きな節約につながります。
最近は、固定費の支払いでもポイントが貯まりやすくなっています。
※実際に使って感じた初心者向けポイ活については、こちらの記事でも紹介しています。
→「初心者向けポイ活サイトおすすめ3選!実際に調べてわかった選び方」
ステップ⑤:支払い方法を整理してムダをなくす

支払い方法が複数に分散していると、契約の管理が難しくなります。
私自身、かつては複数のクレジットカードを使い分けていたため、どのカードで何を払っているのか分からなくなり、数か月以上も使っていないサブスクを放置してしまった経験があります。
そんなとき、思い切って主要な支払い方法を1つ(メインカード)にまとめたところ、管理が劇的に楽になりました。
支払いが一箇所に集まることで明細チェックがしやすくなり、必要のないサービスがすぐに発見できました。
また、私の家庭では、夫と私の両方がAmazonプライムに加入していました。
家族で共有して使えるため、どちらか1人が入会していれば足りたのに、重複して払い続けていたのです。(利用条件は、Amazonの公式ページでご確認ください)
支払い方法を統一して初めてその重複に気づき、片方を解約しました。
節約できたのは、1人分の月額600円です。
支払い方法を整理すると、家計の流れがシンプルになり、家族で共有しやすくなると感じました。
「なんとなく続ける支出」は、気づかないうちに家計を圧迫しやすいです。
※小さな出費を減らす考え方については、こちらの記事でも紹介しています。
→「浪費をやめる方法|無意識の行動と習慣を見直して改善するコツ」
固定費を見直した結果、月1万円の節約に成功

これまで紹介した見直しをすべておこなった結果、私が実際に削減できた金額はこちらです。
スマホ代:7,000円
サブスク:1,680円(Amazonプライムの重複分を含む)
電気代:約960円(年間約1万1,500円)
合計で 9,640円の節約になりました(年間で11万6,000円)。
さらに、保険の特約を見直して、月5,000円を節約しました。
合わせると、月に約1万4,600円(年間で約17万6,000円)の節約です。
固定費は一度見直すだけで継続的に節約が続くため、「頑張って節約する」という感覚がなく、むしろ「あれだけ払っていたのが嘘みたい」と感じるほど効果を実感しました。
固定費見直しによる節約は家計だけでなく“心の余裕”も生む

固定費が減ると、お金だけでなく“心の余裕”も生まれます。
家計の見通しが良くなると、「来月の支払いは大丈夫かな?」という不安も減りますし、貯金に回せるお金が増えることで、将来への安心感も高まります。
また、固定費は無理のない節約のため家族にも協力してもらいやすいです。
節約を頑張りすぎて家族がストレスを感じるということがないので、家庭の雰囲気も明るくなります。
まとめ:固定費の見直しは主婦にとって最強の節約術

下記のような固定費を見直すだけで、生活の質を落とさずに家計改善ができます。
固定費を書き出す
サブスクを整理する
スマホ代を見直す
電気の最適化をする
支払い方法を整理する
この5つのステップだけで、月1万円ほどの節約は十分できます。
節約に悩んでいる主婦の方は、無理な節約をする前に、ぜひ固定費の見直しから始めてみてください。


コメント